BCC:忘却の彼方

V6岡田准一をとりあえず追いかけるブログ

本家の20年おめでとうについて話す前に田口淳之介について話す件。

私がじゅんの(田口淳之介)を知ったのは友達が赤西仁のファンだったからだ。

Happy!で圭一郎様を演じたとき、

「こんなイケメンがまだいたのか!」

と心底思った。

何度もKAT-TUNコンも行った。

東京ドームコンで、当日チケットの半券をくじ引きにし、

本人たちがステージ上でそれをひき、

あたったひとに全員のサイン入りのポスターがもらえるって企画で

私はじゅんの本人に私の座席のチケットを引いてもらい、

当った、というミラクルの経緯がある。

(ポスターは現在も画鋲穴あけず納戸で眠っており、うちにジャニヲタがきたときだけ、披露する)

 

背が高くて顔小さくて色白で整ってて、天然で、みんなに優しくて、

デビュー当時どう見てもワル感全開だったKAT-TUNの中で、

彼だけ明らかに別の空気があった。

 

赤西は脱退前からどこか違う方向を向いていたし、

田中はどう見てもまとう空気がおかしかったから、

2人が辞めたとき「ですよね?」としか思わなかった。

中丸くんの冷めた視線も相まって

「ですよね?のがいいんじゃないですか?」とさえ思った。

 

でも、

じゅんのだけはそういうのないって思ってた。

「僕はKAT-TUNがだいすき」

KAT-TUNがいちばん長くつきあってるともだち」

「すごく楽しい」

といつも満面の笑みでファンに手を振るじゅんのに揺るがない正義すら感じてた。

 

だから「辞めます」ってなったとき、

ほんとうに

 

 

 

・・・・・・・・・・・・え?

 

 

 

しかなかった。

全然なかった。

本当に言葉もなかった。

 

 

「もう決めたことです。」

 

を全開で投げつるかのよなじゅんのの揺るがない意志を見たとき、

私は捨てられた子犬みたいな気持になった。

 

私も30歳手前で散々悩んだ道を今も生きているので、

彼がどんな決意でその選択をしたのか

気持ちはわからなくない。

 

いままでのぜんぶ、

じぶんに注がれた愛情全部を放り出してまで

別に手に入れたいものがあるのだろうと思う。

 

わかる。

わかるんだよね。

わかってしまうわたしも、

一方で

自分の手でそれを手放すのはなんでなの?

っておもうわたしもいたりとかして。


年齢の壁をまだ感じられない20代全盛期には30歳という山がね、

わかっていない節がある。

30歳になると限られてくるものがある。

仕事も出来て当たり前になって誰も誉めてくれなくなる。

自分だってひとりで立てたばっかりなのに、

それ以上を要求されたりする。


『新人でゼロからやりたいです。』と言っても社会はそれを許してくれない。


『きみはもう充分な大人なのでちゃんとやれるはずです。』

という名札を自分の知らないところで身体中に貼り付けられる、みたいな。

29歳はその名札をつけられる前の

自由が許される最期の年齢なんだよね、田口淳之介

それが過ぎて30越えて

降り注がれる愛情や自ら積んできたキャリアなんて

全部放り出してでもなにか守りたいものややりたいことがあるというのは、

羨ましくもあり、悔しくもある。


君が大好きだった世界は

もう違う世界だと気づいたんだね、たぶん。

星も変わってしまう世界だもの、

人間の気持ちなんて変わるに決まってるよなぁ。


 

それでも二度とあの笑顔は

私のいつでも観られる場所に永遠に戻ってこない思うと、哀しい。

 

じゅんのが当ててくれたポスター、

今日納戸から出します。